プロ野球データ紹介

私が気になったプロ野球に関するデータをたまに紹介していくページです。

低打率×ホームラン 2000年〜2020年

2020.11.10 更新 (中田選手)

 

新型コロナウイルス感染症の拡大によりあらゆるプロスポーツが延期や中止となっている中、福岡ソフトバンクホークス松田宣浩選手の代名詞「熱男!」のフレーズとともにメッセージをリレー形式でつないでいく「熱男リレー」が話題となっている。

 

そんな松田選手は今年で37歳を迎えるが、2015年からは5年連続全試合出場を果たしており、2018年と2019年シーズンでは自身初の2年連続30本塁打を達成した。

一方で、規定打席に到達して打率3割の成績を残したことはなく、32本塁打を放った2018年の打率は.248であった。

 

本項では、直近21年のシーズン(2000年〜2020年)で

3割を大きく下回る打率ながら30本以上の本塁打を放った選手の成績を見ていく。

 

 

↓「.250未満での30HR以上」↓

 

⭐︎北海道日本ハム中田翔

(2020)打点王   ※短縮シーズン

 打率.239  31本塁打 108打点 55四球

 109三振 出塁率.320 長打率.491 OPS.811

 1本差で本塁打王ならず ※本塁打王は浅村栄斗

 

 

東京ヤクルト・村上 宗隆

(2019)新人王

 打率.231  36本塁打 96打点 74四球

 184三振 出塁率.332 長打率.481 OPS.814

 

 

☆横浜DeNA・ホセ ロペス(2019)

 打率.241  31本塁打 84打点 39四球

 107三振 出塁率.295 長打率.461 OPS.756

 

 

☆ブランドン レアード  3回

(2019)千葉ロッテ

 打率.248  32本塁打 89打点 55四球

 128三振 出塁率.333 長打率.483 OPS.815

 チームでは李承燁以来14年ぶりの30本

 

(2017)北海道日本ハム

 打率.229  32本塁打 90打点 54四球

 125三振 出塁率.308 長打率.459 OPS.767

 

(2015)北海道日本ハム

 打率.231  34本塁打 97打点 43四球

 129三振 出塁率.301 長打率.488 OPS.789

 

 

福岡ソフトバンク・松田 宣浩(2018)

 打率.248  32本塁打 82打点 56四球

 113三振 出塁率.324 長打率.485 OPS.810

 

 

東京ヤクルト・ウラディミール バレンティン

(2011)最多本塁打

 打率.228  31本塁打 76打点 61四球

 131三振 出塁率.314 長打率.469 OPS.783

 来日1年目、打率最下位での本塁打王

 2013年、シーズン本塁打日本新記録樹立

 

 

東北楽天・山﨑 武司

(2009)41歳を迎えるシーズン

 打率.246  39本塁打 107打点 67四球

 114三振 出塁率.332 長打率.515 OPS.847

 

 

埼玉西武・中村 剛也

(2008)最多本塁打

 打率.244  46本塁打 101打点 53四球

 162三振 出塁率.320 長打率.569 OPS.889

 

 

東京ヤクルト・アーロン ガイエル(2007)

 打率.245  35本塁打 79打点 88四球

 147三振 出塁率.381 長打率.493 OPS.874

 高橋由伸、T.ウッズとともに1本差で本塁打王ならず

 ※本塁打王村田修一

 

 

埼玉西武・スコット マクレー(2001)

 打率.247  39本塁打 87打点 78四球

 142三振 出塁率.353 長打率.549 OPS.902

 カブレラとのいわゆる「ツインバズーカ

 

 

 

2000年〜2020年で10選手が12回記録し、

全員がシーズン100三振以上を記録している。

 

中でも、両リーグで3選手が記録している2019年は

珍しいシーズンであったことがわかる。