2023年9月15日の中日ドラゴンズ戦で読売ジャイアンツ・岡本和真選手がシーズン40号ソロを放った。
自己最多を更新するホームランとなり、同時に巨人の右打者としては史上4人目のシーズン40本塁打達成となった。
生え抜き右打者に限定すると、2019年にシーズン40本塁打の坂本勇人選手以来2人目の達成である。
本項では、巨人選手のシーズン40本塁打の記録を、右打者、左打者に分けて整理する。
※複数回達成者は最多のシーズン
※カッコは達成回数(表記なしの場合は1回のみ)
【巨人右打者のシーズン40本塁打】
過去4人が5回達成
2010年 A.ラミレス(2) ・49本 (ヤクルトより移籍)
2019年 坂本勇人・・・・40本
2023年 岡本和真・・・・40本
【巨人左打者のシーズン40本塁打】
過去5人が19回達成
1964年 王貞治(13) ・・55本
2002年 松井秀喜(3)・・50本
2004年 T.ローズ・・・45本 (近鉄より移籍)
2010年 阿部慎之助・・44本
2006年 李承燁・・・・41本 (ロッテより移籍)
過去9人が合計24回達成している。
最多達成は、8年連続などを含む合計13回の王貞治選手(1963年~70年,1972~74年,1976~77年)である。
生え抜き選手に限ると、王選手、松井選手、阿部選手、坂本選手、岡本選手の計5選手が達成している。
40本塁打の打者が同一シーズンに複数存在したのは、2004年(ローズ45本,小久保41本)と2010年(ラミレス49本,阿部44本)の2回ある。ただし、両シーズンともチームとしては優勝を逃している。(両年とも優勝は落合監督率いる中日ドラゴンズ)